FAQ
Q. 学生の作品発表の機会はありますか?
A. 授業の中で年1回ゼミ雑誌を作成・発行する機会があり、その中で各自の創作を発表することができます。さらに、文芸学科の学生は、入学と同時に江古田文学会(文芸学科学生、芸術学部校友会により構成)の学生会員となり、文芸誌『江古田文学』(年3回発行、市販)において創作、批評などの執筆作品発表の機会があります。
Q. 主な設備について教えてください。
A. 文芸学科には、コンピュータを多数設置した専用設備があります。DTP(パソコン画面上での編集・版下制作)に使用されるソフトウェア(InDesign等)もインストールされ、ゼミ雑誌作成のほか、学生個人の創作物等にも利用が可能です。また、多くの文芸関係専門書を取りそろえた文芸学科資料室があり、読書・自習の場として活用されています。
Q. 他の大学の文学部と同じ内容でしょうか?
A. 文学部とは異なります。文学を小説や批評といった創作活動、またジャーナリズムの幅広い表現活動の両面でとらえ、その養成を目的とした、文芸表現主体の学科です。
Q. 文芸学科ではどのような資格を取得できますか?
A. 文芸学科では、中学校・高等学校の「国語」の教員免許状を取得するための科目を開講しています。また、図書館の司書資格、および学校図書館の司書教諭資格を取得するための課程も開かれており、文芸学科生も数多く履修しています。そのほか、博物館の学芸員資格を取得するための課程も設置されており、一部の文芸学科生は履修しています。
Q. 「学科指定施設内の資料の参照も可」と書いてある試験がありますが、どのような試験形式でしょうか。
A. 一般選抜A個別方式(第2期)の小論文・作文試験では、辞書の持ち込みが可能(電子書籍は不可)であるほか、文芸学科資料室に所蔵されている図書や雑誌等を、閲覧しながら解答することができます。
※新型コロナウィルスの対応等、社会情勢に応じて変更がある場合があります。
Q. 小説家を目指しているのですが、文芸学科ではそのための勉強ができますか?
A. 文芸学科では、多様な分野の文芸表現を対象とした授業を開講しており、小説関連の科目を重点的に選択することで、将来の希望に応じた学びが可能です(例:小説論、SF小説論、ミステリー小説論、幻想小説論など)。また、全学年で必修の「文芸研究」でも、小説を専門とするゼミが複数あり、少人数制での創作指導や合評の実践が行われています。小説家を育てる役割を担う現役編集者をゲストに招くこともあります。その他、表現領域を広げ、内容を深めるための発展的科目も開講しております。これらの学修を経て、実際に小説家として活躍している卒業生が多数存在します。
Q. 将来は出版業界で働きたいのですが、文芸学科ではそのための勉強ができますか?
A. 文芸学科では、出版業界の実務家が講師を務める講義科目や、雑誌編集のために必要な技術を学ぶ演習科目を開講しています。また、ゼミ雑誌を作成する際に、企画や編集などを学生が担当して一から誌面作りを経験することもできます。文芸学科での学びは、編集者や校閲者、ライター、ジャーナリストなど、出版業界に関わる多様なキャリアへ繋がります。