11号~20号

「江古田文学」第11号

特集・高知詩人

価格 660円(税込み)

発売日 1987年2月15日

ページ数 114ページ

ISBN 978-4-7952-6156-3

特集 高知詩人

エッセイ

《気質》というもの 小野木朝子

書籍広告の話 坂井真弥

江古田地誌考 酒井幸雄

随想 ー 拙首のあけくれ 石田昇

横浜天変(一)ー 八十四歳のせい子 尾高修也

特集 高知詩人

詩作品

近沢有孝/田村伸一郎/長尾軫/林嗣夫/小松弘愛/坂本稔/清水峯雄/猪野睦/岡本弘/岡崎功/沢英彦/西岡寿美子/大崎二郎/坂田和

高知詩人特集を編んで 山形敬介

創作

DAWN・そして もう一度 夜 北沢澪

首都脱出 池田博

評論

何んだ!死とは? 中村文昭

エラン・ヴィダールの場所をもとめて ー 太宰治と中原中也の間 ー 今野靖人

書かれざるノートから 小柳安夫

表紙絵・カット 近藤承神子


「江古田文学」第12号

特集 鼎談・ドストエフスキーの現在

価格 660円(税込み)

発売日 1987年5月20日

ISBN 978-4-7952-6157-0

特集 鼎談・ドストエフスキーの現在

エッセイ

教頭日記 松崎陽平

水と交わる男 ー 風光書房主人の横顔 富山幸久

さようなら『さようならギャングたち』 橋本明美

もう一度イタリアへ行かせたい 和田忠志

懐かしい風景 神尾佳代子

画 神尾和由

鼎談

ドストエフスキーの現在 江川卓

『罪と罰』から『白痴』へ 小沼文彦

そして『カラマーゾフ』へ 清水正

創作

水琴窟 池田博

ピアノを弾く少年のいた部屋 長尾軫

パブロ・サラサーテ 久島豊樹

南へ 森樹夫

評論 何んだ!詩とは? 中村文昭

Etude DadaЇstique ー 中原中也の命日に寄せて ー 今野靖人

表紙絵・カット 近藤承神子


「江古田文学」第13号

特集・大川宣純の世界

価格 660円(税込み)

発売日 1987年10月20日

ISBN 978-4-7952-6158-7

特集 大川宣純の世界

エッセイ

訪中双話 松原剛

「羅生門」の芸術特色を論じてみる 朱金和

方言と私 渡辺信一

芸術の曲り角 高山図南雄

横浜天変(二)ー 五姓田義松の死 ー 尾高修也

坂口安吾の母と女 小島良隆

酒徒のつぶやき 石田昇

評論

死と復活の秘儀 ーー『白痴』の世界 ーー 清水正

昭和三十年代の家族小説(三)ー『海辺の光景』論 ー 大貫虎吉

何んだ!詩とは? 中村文昭

創作

感触 今野靖人

表紙絵・カット 近藤承神子

中表紙絵 神尾和由

執筆者紹介

編集後記


「江古田文学」第14号

特集 第二弾 詩人・山本陽子

価格 1,078円(税込み)

発売日 1988年5月30日

ISBN 978-4-7952-6159-4

特集 第二弾 詩人・山本陽子

肥った種子、痩せた種子 掛川理恵

エッセイ

萩原朔太郎研究のことなど 米倉巌

「ふるさとに奇する讃歌」に奇する讃歌 今野靖人

横浜天変(三) 尾高修也

「文藝春秋」の思想調査 酒井幸雄

私の中の落語 柳沢睦郎

事件 松崎陽平

折り折りの歌 石田昇

書評を読む・『安岡章太郎対談集』全3巻 純文太

評論 

死と復活の秘儀(二)ーー『白痴』の世界 ーー 清水正

『アンナ・カレーニナ』をめぐって 芦崎大和

何んだ!詩とは?(四) 中村文昭 

魂の光景 ー フリードリッヒの絵画より ー 内田收省

昭和三十年代の家族小説(四)ーー 『海辺の光景』論 ーー 大貫虎吉

中表紙絵 山本陽子

執筆者紹介

編集後記


「江古田文学」第15号

小特集 俳人・清水義介

価格 1,078円(税込み)

発売日 1989年3月20日

ページ数 160ページ

ISBN 978-4-7952-6160-0

小特集 俳人・清水義介

清水義介の作品

少女記

婆裟羅

三吟歌仙

エッセイ

晩年の義介さんと 滝田照雄

清水義介様 万波鮎

「俳人と人間の会」と清水義介 横木香子

江古田今古物語 小沢信男

年譜 小沢・万波鮎

講演 今、小説を書くとはどういうことか 島田雅彦

評論 サド公爵と三島由紀夫 ーー 「サド公爵夫人」論 青山健

エッセイ 

Nの死 坂井信夫

落語圏の人びと 柳澤睦郎

私の歌日記 石田昇

祭り囃子が聞こえる 元橋一郎

日本製アメリカ 小柳安夫

詩 七曜図 岡本弘

評論 村上春樹の変容「風の歌を聴け」から「ノルウェイの森」へ 柴田勝二

創作 時は流れ思い出も消えいつかあの歌が 江守洋

箱の中 渡辺聡子

眠い人の眠れないとき 渡瀬雄司

わたしたちのすべて 北沢澪

カット 近藤承神子・杉山丈彦

執筆者紹介 

編集後記


「江古田文学」第16号

価格 1,046円(税込み)

発売日 1989年9月20日

ページ数 158ページ

ISBN 978-4-7952-6161-7

第16号

エッセイ

グラオーグラマンの夢 上田薫

現実的発想のすすめ 大串昇平

落語の魔力 柳沢睦郎

私の雑記帖 石田昇

「スティル・ライフ」ノート 小柳安夫

評論 

“河内音頭”主義による謎解き『河内十人斬り』

創作

ゆうきのいくつかのかたち 江守 洋

愚者讃歌 浦野興治

空が青いよ 小沢正和

鼻を沸かせる会 寺田文一

お年始袋 柳下孝子

家病 高橋和美

CHARON! ー カロン! 高橋直子

濃密な部屋 植地史明

表紙 皆川孝一

カット 近藤承神子

執筆者紹介


「江古田文学」第17号

特集 土方巽・舞踏

価格 1,046円(税込み)

発売日 1990年1月30日

ページ数 124ページ

ISBN 978-4-7952-6162-4

特集 土方巽・舞踏

講演【テルプシコール七周年記念・特別企画土方巽映像展’59〜’85より】

彼はそういう舞踏家だった 合田成男

舞踏 ーー その親への奥の手 中村文昭

東北は世界中のどこにだってあるじゃないか! 吉沢俊美

差異と身体 宇野邦一

肉体の個別性をめぐって 小阪修平

エッセイ 土方巽と私

語り合い ーー 土方巽追悼 大野一雄

土方巽と私 芦川正朔

ドアを開けると幾春別川が‥‥‥ 大森政秀

一九四八年 東京馬込・昼 岩名雅記

楽屋から眺めた劇場 大須賀勇

時節若至 田村哲郎

土埃り 五井輝

個人と集団 蟬丸

エッセイ 近未来の私の舞踏

兄者、逝く 徳田ガン

近未来の私の舞踏 田村由美子

足早やに 小林嵯峨

手向けの野花おどれるだろうか 高井富子

舞踏の未来 福原哲郎

僕の二十年(駆け足で) 杉田丈作

断片 武内靖彦

土方巽と暗黒舞踏派

吉沢俊美の舞踏論

悲惨な闇を引き裂く詠唱/蘇生する死体/聖 土方巽/肉体が沈黙する次元/負性への限りなき傾斜/宇宙・生命・舞踏の始原渦巻く/土方巽燔犠大踏鑑/肉体と風景

エッセイ

“浄化”なる修練 ーー クラシック・バレエの根より ーー 三好史子

評論

ムイシュキン公爵の多義性 ーー 異人論の地平から ーー 清水正

テレプシコールの主な企画公演(秦 宣子篇)

舞踏家住所録(秦 宣子篇) 

舞踏家撮影 中谷忠雄・神山貞次郎・吉沢俊美・高橋成忠・Laurent DUMONT・大洞和子・山田ちよ・内山英明・石田美菜子・加藤英弘・菅谷誓真・太田精二・Kenichi Arakawa・守屋要

表紙・裏表紙写真 中谷忠雄 

カット 近藤承神子

編集後記


「江古田文学」第18号

特集・宮沢賢治の現在

価格 1,046円(税込み)

発売日 

ページ数 140ページ

ISBN 978-4-7952-6163-1

特集 宮沢賢治の現在

宮沢賢治と私 宮沢賢治から学んだもの 田口昭典

宮沢賢治と「宿習」 多田幸正

ほんたうのさいはひ みんなのさいはひ 〜 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』から 〜 内田收省

『よだかの星』をめぐって 雁もどきから夜の雁へ向けて 清水正

講演

物語の異界 赤坂憲雄

一教室からの報告A45 一教室からの報告A57 中村文昭

図作成 白沢孝・河谷伸也・松野桜子・岩垣顕・太田香織・筒井圭子・松本真実・宮内貴子

風の又三郎 摩訶不思議・子供の領分へ 中村文昭

「水仙月の四日」考察 柳径太

雪童子はどこからきたか 伴清敬

雪童子と少年の関係について 安藤直子

翻訳 やまなし(韓国語訳) 金在淑

賢治に送る書文 金在淑

創作

ビールの海 今野靖人

濃密な部屋 植地史明

エッセイ

ちょっと小説を書く前に 村上玄一

ユダヤ人の事など 富岡幸一郎

私の好きな落語家さん 柳澤睦郎

茅舎詠草 石田昇

「パブリック・スピリット」 山本雅男


「江古田文学」第19号

特集・連句の現在

価格 1,046円(税込み)

発売日 1991年1月1日

ページ数 192ページ

ISBN 978-4-7952-6164-8

特集 連句の現在

連句特集

佐々木基一/真鍋呉夫/野田真吉/三好豊一郎/那珂太郎/小沢信男/宮内豊/浅沼璞/滝田遊耳

歌仙 冬枯野

歌仙 枯野の巻

歌仙 枯草の巻

歌仙 魚つどふ

胡蝶 寝顔

胡蝶 大中寺

エッセイ

俳諧「大中寺」雑感 三好豊一郎

連句体験 那珂太郎

モンタージュの夢 加島祥造

さまざまな ーー 「武玉川」雑感 ーー 小沢信男

原民喜と巻いた歌仙 佐々木基一

ヒトはサルより毛が三本少ないだけだという話 ーー あるいは「私にとって連句とは」 野田真吉

猫脚の椅子 ーー 歌仙「冬枯野」留書 真鍋呉夫

気になる芭蕉の付け句 須藤甚一郎

詩であるため 万波鮎

評論

連句の効用 宮内豊

詩形式としての俳諧 ーー 芭蕉を手がかりに 浅沼璞

「空間と言葉」魂の共有について 原口修

エッセイ

われ俳諧の裾野に徘徊す 佐々木孝

連衆の一人となって 下山光悦

連句幕前 万波鮎

創作 

釈蕪村 ーー ひとりの思い出に 滝田遊耳

創作

サイレント・ムービー 今野靖人

兵士の如き者 東郷龍一

チューイングガム・クリフ 元橋一郎

天使は瞳を閉じて 小沢正和

評論

『死の棘』論 坂井信夫

『悪霊』とその周辺 清水正

宮沢賢治の童話 中村文昭

講演

私小説と創作体験 河林満

俳句

秋冬春夏 秋山緯雄

エッセイ

続茅舎詠草 石田昇

マクベス考抄 山本雅男