4年間の流れ

1年次

文芸学科では、1年次から少人数制の文芸研究I(ゼミ)があり、作品研究発表や、創作を読みあっての合評、「ゼミ雑誌」の編集など、少人数だからこそ可能な授業を行っています。また、文芸情報処理演習やDTP演習など、基礎的なPCスキルやネットリテラシー、専門技能を身につけるための実践的な授業も、1年次より履修することができます。

2年次

1年次は学生証番号によってクラス分けされた文芸研究I(ゼミ)で学ぶことになりますが、2年次の文芸研究Ⅱからは、希望により、小説・詩・文芸批評・ジャーナリズムなど、専門分野に特化したゼミを選択することができます。ゼミで学び、「ゼミ雑誌」の執筆・編集に参加しながら、各自の方向性を見定めていきます。

3年次

3年次に選択する文芸研究(ゼミ)は、卒業まで2年連続して同じゼミに参加し、最終成果としての卒業論文・作品までを視野に入れます。純文学、エンターテインメント、ジャーナリズム、文芸評論、エッセイ、詩、短歌、俳句、漫画など、幅広いジャンルに対応する各ゼミの中から、各々の特性に合ったゼミを選択して、創作や研究を深めていきます。

4年次

文芸研究IVでは、3年次と同じ教員、同じメンバーのゼミで、卒業論文・作品に向けての指導が行われます。文芸学科では、ページの上に各々の個性と才能を結実させることが「文芸創作表現」であると捉え、制作として小説のみならず、シナリオ、エッセイ、詩集、短歌・俳句、漫画なども文芸表現の形式として認め、卒業制作として受理しています。これは卒業後の活動のための、実践的な挑戦の成果となることでしょう。

将来の進路

文芸創作や編集の実践的な技能を活かし、出版社や広告代理店、コンテンツ制作企業などのクリエイティブ産業での活躍が期待されます。実社会で求められる総合力・コミュニケーション能力が養われるのも文芸学科の特徴であり、建築、製造、情報、教育などの多彩な領域にも多くの卒業生が輩出しています。文学賞を受賞し、小説家やライターとして在学中・卒業直後から活躍するケースも数多く見られます。

就職実績の詳細についてはこちらをご覧ください。