小菅凌さん(雑誌編集者)

小菅凌さん  雑誌編集者

1.文芸学科への志望理由

高校生の頃から、ライターとして仕事をしていました。ただ高校を卒業してすぐ右も左も分からないまま、フリーのライターとして仕事をしたので、自分の力不足を日々感じていました。このままでは自分が描く未来にならないと思い、もう一度きちんと基礎から勉強をし直そうと日藝へ進学することを決めました。

2.学生時代の思い出

学生時代の思い出はたくさんあります。21歳で入学したので、周りに溶け込めるか心配でしたが、日藝でできた友人たちは、面白ければそれでいいじゃない! と年齢なんて関係なくいろいろなことを一緒に楽しんでくれました。フリーペーパーや、ラジオ番組を作ったり、日芸祭で映画を上映したり。この人たちとなら一人でできないことも何でもできてしまう、そんな気にさせてくれるような友人がたくさんできたのは、とてもいい思い出です。

3.進路について、後輩に一言

将来自分が何をしているかなんて、まだわからないと思います。僕自身、雑誌の仕事をしていますが、100%やりたかったことができているかといわれればもちろん違います。ですが、自ら行動を起こしていくことは本当に大切です。僕自身、未だにやりたいことや好きなことを諦めていません。社会人になっても学生の頃の気持ちを忘れないことは意外と簡単なのです。大人のレールなんてあってないようなものなのですから。

 

(※職業・勤務先は、取材当時のものです)