「江古田文学」第116号

「江古田文学」第116号

特集・境界から世界を見つめる

価格 1,200円(税込み)

発売日 2024年7月26日

ページ数 344ページ

ISBN 978–4–434–34272–1

 はじめに  小神野真弘

◆インタビュー
現代文明の外と内 森羅万象における人間の所在   関野吉晴

◆論説
境界=私という幻影――依存関係による生成ということ――   上田 薫

俳句における季語の境界――無季俳句からの照射   浅沼 璞

閾をまたぐことなく浮遊する   小神野真弘

越境による境界   佐藤述人

「越境」という職能――「アイドル」のわかりにくさについて   香月孝史

◆講義録
「外国人」と「同胞」の間 多様性社会におけるアイデンティティと共生の形   室橋裕和

路上の視点から 一般生活者とホームレスの狭間を歩いて見えるもの   國友公司

新冷戦の壁の向こうへ 中国・新疆ウイグル自治区を旅して   西谷 格

多文化共生社会における教育の形 越境コミュニケーションのすすめ   堤 梨佳

コミュニティを育てる 湧き上がるまちづくり   奥田達郎

二次元から三次元へ コンテンツをめぐる「聖地巡礼」と地方創生の現在形   河嶌太郎

人と人を「混ぜる」 二十一世紀の「面白い」を創出するために  大﨑 洋

◆学生作品
レラ   Yue Yukcho

にたとこさがし   山根麻耶

死とともに生きる  伊藤絵梨

表紙写真〈Primrose and Makause, unequal neighborhoods in Johannesburg, South Africa.〉Johnny Miller

2024年7月26日発行 定価 本体価格1091+税

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