専攻主任より
文芸学専攻主任からのメッセージ
文芸学専攻では、日本をリードする表現者養成、文学研究者養成を目指しています。昭和26(1951)年の修士課程設置以来70年にわたり多くの優秀な人材を送り出してきました。
カリキュラムは〈日本文芸〉〈外国文芸〉〈文芸創作〉を3つの学修課程の柱とし、幅広い分野の教員による講義を中心とした〈特論〉と少人数の受講生を対象とした創作・論文指導を行う〈特殊研究〉といった科目群を配しています。さらに、〈メディア論〉、〈マスコミ論〉、そして〈哲学〉や〈芸術心理学〉、〈芸術社会学〉、〈文芸情報学〉など、広範な文芸知識を指導する科目も設定し、学部段階の学びをより深めようとする意欲ある学生に対応しています。
院生一人一人の興味と関心にしっかり寄り添えるよう、われわれ教員も各自の専門分野に止まらない学際的な創作・研究活動を通して日々進化をしています。文壇・論壇・学界の新しい地平を共に切り拓いていきましょう。授業や個別の論文・創作指導だけではなく、研究論文集『藝文攷』と創作・評論集『キリツボ』においても、研究・創作発表の機会があります。
大学院文芸学専攻主任・久保陽子