61号~70号
「江古田文学」第70号
特集・俳句の正体を知っていますか
価格 1,078円(税込み)
発売日 2009年3月5日
ページ数 402ページ
ISBN 978-4-434-16579-5
特集 俳句の正体を知っていますか
《講演》言葉の力 ーー小説・詩・俳句 ねじめ正一
連歌詩は詩人たりえたか 奥田勲
徳川家と連歌 ーー 本能寺の変を視野に入れて ーー 廣木一人
詩と連歌と 古谷鏡子
余りに文学的な「芭蕉七部集」評釈 須藤甚一郎
正岡子規と唱和の方法 ーー 明治二十六年、句兄弟を中心に ーー 稲葉有祐
芭蕉「葎」考 野村亞住
試論 連句が詩であるために ーー 連句の細道、ロジックからレトリックへ 庄司廣
悦楽の連句 泉茫人
連句と川柳 北里深雪
連句に連苦す 倉田優子
両吟歌仙『まあるい月』の巻 文音
楽しき文音 稲井洋介
風絮『鳥賊徳利』 一草捌
裸の宗匠と市場原理と風絮と 原口一草
脇起 穴空き『抜身』 赤泉捌
連合赤軍赤泉連句 大泉赤泉
胡蝶『野分中』 衆判
初歩からの連句 ーー 胡蝶『野分中』をもとに 万波鮎
冬の空・鯨・大根 ーー 句会ライブ
石寒太/𠮷田悦花/ねじめ正一/冨士眞奈美/橋本照嵩/高橋春男/吉行和子/新海あぐり/大場由江/大場熊十
水野真紀/鎌倉みどり/堀野勝博
初めての俳句 初めての句会 大場鬼奴多
初めて句会に参加して 平野遼/辻慶太郎/保坂麻澄/田熊明生/谷鳥京子/松本まりあ/美登識
現代俳句は文学か? 石井辰彦
ドイツ語圏の俳句 ーー 主観スケッチ ーー サスキア・石川・フランケ
ゼロ地点に詩を築く 高柳克弘
俳句の恋 神野紗希
俳句と出会うということ 井上弘美
芭蕉の革新 ーー 俳諧史を切り開いたもの ーー 堀切実
連載
文化考現論(7)ーー コミュニケーションからソリューションを引き出す ーー 阿久澤 騰
検証・宮沢賢治文献(25) 山下聖美
詩人の言葉と色(6)ーー 秘密を描く詩人 岸田衿子 高橋 文
《豹の目》〈しじま〉の轟き ーー 竹内敏喜詩集『任閑録』 鯉渕史子
〈小説〉神様の顔(第一章) 村上玄一
〈評論〉言明の耐えられないきまり悪さ ーー 羞恥するイロニーの太宰文学 ーー 相川 宏
〈評論〉「私/小説」の間で ーー 福田恆存の〈太宰治〉 浜崎洋介
中村文昭の詩空間 自画像集・肖像画集・変奏曲集等
田村一行/林 花子/高橋 文/佐々木陽介/うちのりみ/チョルモン/中右史子
〈若き世代の「掌編小説」集 VOL.9「男子」〉
ワシントンが子供の頃、アメリカに桜の木はなかった。 木堂椎
彼ら 齋藤由貴
TATSUYA 白岩五月
考えてみりゃあ 照井琢磨
ざしきわらし 砂山紗矢佳
Happy birthday! 儀保佑輔
くさひばり 竹鼻珠里
来訪スイミング 金利沙
僕が男になった日 樺山博詞