お知らせ
2021年度オープンキャンパス ゼミ雑誌展示会
文芸学科では、年に一回、「文芸研究(ゼミ)Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」の授業のなかで「ゼミ雑誌」を制作します。
内容は、小説や評論、詩歌などゼミによって異なります。企画や執筆はもちろんのこと、編集作業や印刷会社とのやりとりも学生主体でおこなうため、実際の本づくりと同じプロセスを体験できます。
文芸学科では毎年、30~40 種類のゼミ雑誌を発行しています。出来上がったゼミ雑誌はキャンパス内の文芸ラウンジ、学部図書館などに常設されており、配布もおこなっています。また、日芸祭などのイベントの際には、学外の方にもご自由にお持ち帰りいただけます。
ゼミ雑誌とは?
ゼミ雑誌とは、どのようなものなのか。ゼミ雑誌の制作プロセスをまとめた紹介パンフレットをご用意しました。ぜひご覧ください。
2020年度 最新ゼミ雑誌公開
昨年度の各ゼミで制作された最新のゼミ雑誌の一部を、全文ご覧いただけます。
下記の表からタイトルか表紙画像をクリックして、雑誌本文をご覧ください。
浅沼ゼミⅠ(1年生)
日本吟行 江古田二号店
「連句」、それはリレーのようなもの。前の人から渡された句のバトンを、落とさず繋いでいく。時には決まったレーンを、また時にはレーンを逸れて脇道を走る。ゴールは未知数。順位はつかない。転んでもロックだ。人生と同じ。分からないから、面白い。
上田ゼミⅠ(1年生)
ルーレット
上田ゼミ1年生11人による初短編集ついに公開!
期待の新人イラストレーター横山美季による書き下ろし表紙付き! 収録作品は50作品以上! すぐに読み終わるものからじっくり読めるものまでさまざまな物語を収録!
上坪ゼミⅠ(1年生)
四海波静か
授業時間の多くを合評に費やし、それぞれの作品に対するポジティブな意見を交わし合った。ジャンルや技法に囚われず、各々が自由に執筆した1年次らしいアンソロジーとなっている。
小野ゼミⅠ(1年生)
実物とは異なる場合がございます
小野ゼミⅠの11名が結構好き勝手に書いたかもしれない一冊です。テーマ通り書いたか…本人にしか本当の所は分かりません。作品を自由に創りたいという意志の集大成です!ちゃんと共通点はあるので探してみて下さい!
髙野ゼミⅠ(1年生)
名曲(しょうせつ)集めました。 〜TAKANO ZEMI-1 STYLE〜
名曲を基にした小説と初対面だった座談会の様子を収録。ひとりひとりの作品がまっすぐで、繊細で、ぜんぶぜんぶおもしろい。日藝一の出席率を誇る髙野ゼミⅠが創った、個性たっぷりの文芸誌。髙野ゼミⅠしか勝たん!
谷村ゼミⅠa(1年生)
もう誰も助からない
私達谷村ゼミでは、「ウイルス」というテーマをもとにそれぞれ作品を作り出しました。ゼミ生各個人が小説や漫画、詩などの様々な形に起こし、それを詰め込んだ「もう誰も助からない」の世界を存分にご堪能ください。
谷村ゼミⅠb(1年生)
狼少年と秘密の口 真実はいつも一つ?
名曲を基にした小説と初対面だった座談会の様子を収録。ひとりひとりの作品がまっすぐで、繊細で、ぜんぶぜんぶおもしろい。日藝一の出席率を誇る髙野ゼミⅠが創った、個性たっぷりの文芸誌。髙野ゼミⅠしか勝たん!
村上ゼミⅠ(1年生)
江古田文芸六十六号 短編小説競作特集 コロナ禍の中の仲
二〇二〇年、新型コロナウイルスが爆発的に流行する春から夏の季節を舞台に、青年期の若者たちを取り巻く人間関係とコロナ禍での生き様を、全八作品にわたって描きました。各々が創り上げた唯一無二の世界観をご堪能ください。
山下洪ゼミⅠ(1年生)
箱庭
一年間、ともに学び、悩み、闘い、生まれた十一個の「箱庭」を今、あなたに渡します。どうか、だいじに持っていてください。あるいは、壊してしまってもかまわない。あなたの掌の中で朽ちてゆく言葉を、限りある幸福を。
楊ゼミⅠ(1年生)
Writer Eats
いらっしゃいませ。『Writer Eats』へようこそ。
当店では、毛色の異なる10人の料理人による文章をお楽しみいただけます。
どうぞ、食べすぎに注意しながらお楽しみください。
青木ゼミⅡ(2年生)
六等分の花嫁
“恋の続きを綴るのが、あなたのペンでありますように―――”
個性豊かなヒロインが多数登場!
自分好みのシチュエーションで近付く、ヒロインとの距離をお楽しみください。
素敵な出会いが貴方(読者)を待っています。
浅沼ゼミⅡ(2年生)
俳体新書 第捌号
私たちのゼミでは授業内で連句を巻き、ゼミ誌ではそれぞれ自由に制作をし、エッセイ・小説・俳句と多角度から楽しめる1冊が出来上がりました。どうぞお楽しみください。
加藤ゼミⅡ(2年生)
silence
このsilenceには、いまの世界の静けさを、ほんの少し、たった少しだけでも忘れさせたい。そんな願いが込められています。小説は、一つの世界です。この世界の中で、あなたが何をしても、それを咎める人はいません。さあ、ページを捲り、この少女のように、この世界の旅に出ませんか?
窪田ゼミⅡ(2年生)
(個人製作)
下原ゼミⅡ(2年生)
小雪 shosetsu
1年に終わりを告げる季節であり新たな1年を迎える季節でもある冬をテーマにそれぞれ年齢層を指定して書き綴りました。年に1度は必ず訪れる冬ですが、歳を重ねると見え方も変わってくるはずです。人生のような1冊をお楽しみください。
杉原ゼミⅡ(2年生)
薬師棟
髙野ゼミⅡ(2年生)
祭囃死
高橋至ゼミⅡ(2年生)
日月逾邁
私たち高橋至Ⅱゼミのゼミ誌のテーマは「時代」です。小説・記事・エッセイなど様々な手段、角度から「時代」について文字を紡いでいます。今、このような時代だからこそ出来た雑誌に仕上がっておるはずです。
多岐ゼミⅡ(2年生)
文芸同人誌 水晶 創刊号
この文芸誌のテーマは「水晶」。丸だったり、六角柱だったり、水晶には様々な形がありますが、そんな水晶のようにこの多岐ゼミのメンバーも十人十色です。水晶を通してその屈折、反射した光が誰かに届けば幸いです。
小柳ゼミⅡ(2年生)
My Favorite Things
青木ゼミⅢ(3年生)
青木ゼミの消失
コロナ、緊急事態宣言、オンライン授業。先の見えない一年を過ごすことになった私達が、距離、崩壊をテーマに今表現したいことを思うまま創作しました。小説、ゲーム、詩など十人十色のゼミ誌です。
上田ゼミⅢ(3年生)
moment
これは二〇二〇年の私たちの記録です。例年通りとはいかないことばかりではありましたが、それも含めてこの年の作品なのだと思います。一編一編が短く、大変読みやすいものとなっておりますので、ふとした空き時間にでも読んでいただけたら嬉しいです。
小野ゼミⅢ(3年生)
品○紋次郎とは一切関係ない研究室
それぞれの関心がある分野について調査をし、論文を執筆しました。三本の論文に加えてゼミの紹介も掲載しています。どこかで見たような白いヤツ?いえ、知らない子ですね……。
工藤ゼミⅢ(3年生)
いらないものはすぐに捨てたい
テーマ「振り返ると真っ赤な顔をしたあいつがいた」に沿った小説。そして詩、心の叫び、自由小説などが詰め込まれています。各々の個性が出ている最後のゼミ誌、工藤ゼミⅢのゼミ生が表現した創作を是非ご覧下さい。
鈴木ゼミⅢ,(3年生)
三島由紀夫と私たち
鈴木ふさ子ゼミでは、一年間を通して三島由紀夫の作品を追ってきました。その中で各々が感じたこと、考えたことを、批評、エッセイ、創作に落とし込みました。三島作品に触れるきっかけになればいいなと思います。
高橋幸治ゼミⅢ(3年生)
コロナのせいでこうなった。
コロナの自粛期間に書いたらこうなっちゃいました(笑)
多様性たっぷりの雑誌に仕上げました。
フォーマットにもこだわったのでそこに注目してください。
谷村ゼミⅢ(3年生)
COLOCOLO MIDNIGHT
モニター越しの大学生活ではみんながどんなふうに過ごしているのかわかりません。「みんなは何しているのかな?」そういった興味からCOLOCOLO MIDNIGHTは生まれました。画面の向こうにいる私たちをお見せします。
富岡ゼミⅢ(3年生)
創作集
各々が心のうちに秘めた「生きる」を綴った創作集です。煙草を一服するように手元に置いてゆっくりと味わって下されば幸いです。
ソコロワ山下ゼミⅢ(3年生)
生乾き
楊ゼミⅢ(3年生)
コインロッカー
一度も顔を合わせることなく執筆した初のゼミ誌。案外どうにかなるものですが、なんだか不思議な気持ちです。さて楊ゼミⅢのゼミ誌も、テーマも縛りもない小説の集まり。作者個々人が織りなす世界観の集合体をぜひ。